コンテンツ
三好 裕亮
証券パートナーズ株式会社 代表取締役
元証券マンが資産運用に関して独自の見地で情報発信しています。
皆様に資産運用に関して、わかりやすくお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!
三好FAの資産運用チャンネル 登録者48,000人突破! YouTube

次の総理大臣は誰になる?上昇準備は整った!!日経平均は3万円突破シナリオ

三好 裕亮

証券パートナーズの三好です。
今回は「雇用統計の振り返りと年末に向けた相場の見通し」というテーマでお話しします。

この記事は、こんな方にオススメ
  • 2021年9月4日時点での日米株式市場の動向を知りたい方
  • 総裁選が影響を及ぼす日本株式市場の動向を知りたい方

前回の記事に引き続き、今週もマーケットに大きく影響を与える雇用統計の発表と、自民総裁選の今後の見通しについてお話ししていきます。

目次

米国市場

2021年8月アメリカ雇用統計
2021年8月アメリカ雇用統計

今週最も注目されたのは金曜日の雇用統計ですね。
雇用統計の内容としては、非農業部門雇用者数 予想728,000人増に対し、結果235,000人増ということで大幅に低下。
失業率は5.2%の予想に対して結果も5.2%となりました。

NYダウとナスダックの値動き
NYダウとナスダックの値動き

この発表を受けて昨日はNYダウが0.2%のマイナス。ナスダックが0.2%プラス。となっており、大きな値動きはほとんど見られませんでした。

今回の発表に関しては、よりテーパリングが延期されやすい見方になるかと思いますが、FRBはどちらかというと失業率や平均時給などを重視しています。
失業率と時給に関しては予想通りの数字でしたので、雇用者数が大きく下回ったから、すぐさまテーパリングは来年に延期、とはなりにくいと見ています。

ただナスダックがプラスで推移し、為替もドル安方向に動いていますので、マーケットとしては若干テーパリング延期、グロース株優位と捉えていると見ています。

あとはテーパリングが11月に開始されるのか、もう一段階後ずれするのか、次9/21から開催のFOMCではっきりと告知されるされるのか、ふわっと告知されるのかで見方が変わってくると思います。

アメリカテーパリング時期予測

今回、極端に数字が悪かったので、一旦様子を見ようか、となる可能性もありますね。
ただ私としては何回も言っている通り、今回のテーパリングの議論というのは本来の自分が進めている投資の方法に大きく影響を与えるものではないと思っています。

テーパリングするのか?しないのか?と調べるのは楽しいかもしれませんが、それによって投資方法が大きく左右されませんし、意外とそういうイベントや経済指標を気にせず、置いてるだけの方の方が儲かっています。

投資パフォーマンスの良かった人

もちろん定期的なメンテナンスや調整はたまに行ったりはしますが、やはりちょこちょこポートフォリオをいじる人の方が儲かっていないイメージがありますね。

あわせて読みたい
FOMCテーパリングを踏まえて株式市場はどう動く?今後の戦略について 証券パートナーズの三好です。今回は「金融緩和終了で株式市場は暴落するのか」というテーマでお話しします。 この記事は、こんな方にオススメ 今後の株式市場暴落を気...

日本市場

日本市場は以前からお話ししていた自民党総裁選挙の動向が注目ですね。
前回の記事からの続きとしてお話しします。内容が分からない方は前回の記事も参考にして下さい。

あわせて読みたい
2021年後半・株価は大きく上昇する!その理由とは? 証券パートナーズの三好です。今回は「2021年後半に株価が大きく上昇する理由」というテーマでお話しします。 この記事は、こんな方にオススメ 2021年後半の株式市場が...

金曜日に菅総理が自民総裁選に出馬しないことを発表されました。
私自身は今だから言えますが、そうなるんじゃないかなと思っていました。結果論でずるい言い方ですが。

この発表を受けてから日経平均株価はさらに大きく上昇し金曜日は584円高で取引を終えました。
日経平均株価は3ヵ月ぶりの29,000円台に回復し、再度30,000円を目指す展開となっています。
チャートも上方向にブレイクしています。

日経平均株価
日経平均株価

自分が出馬を止めると言った瞬間に株価が上がるというのは凄く複雑な気持ちですよね。

私もこの報道があってからLINE公式アカウントで皆様にご報告させていただきました。

ニュースなどタイムリーに報告しておりますので、LINE公式アカウントの登録もお願いします。

三好FAのLINE公式アカウント

この菅総裁の辞退を受けて、なぜ株は上がったのか。そして今後の見通しについてお話ししていきます。

まず「菅総裁が辞退したことがどのように評価されているか」という事ですが、今までは菅さんが再度自民党のトップになった場合、次の衆議院選挙で自民党が議席数を大きく減らすと想定されていました。これは国民からの支持率が低いからですね。

議席数グラフ
議席数

ただし今回、菅さんが辞退したことによって、「次に誰が党首になろうと菅さんトップの時よりかはマシだよね」つまり議席数を減らす数は少なくなると評価されています。

衆議院では半数以上の議席を取らなければ政権運営がスムーズに行きませんので、菅さんの場合は自民党半数以上確保できないのではないか、とされていたのが、今回の辞退によって次誰がなってもおそらく半数以上は確保できるのではないかと見られているわけです。
これが株価への評価に繋がったと見ています。

では今後、次の自民党トップ、強いては内閣総理大臣は誰になるのか、というところですが、現在出馬表明しているのはこの2人になります。

2021年自民党総裁選出馬表明
2021年自民党総裁選出馬表明(2021年9月4日時点)

前回の4人から減ってしまい、今分かっているのは岸田さんと高市さんです。
ただ今回菅総理が辞退しましたから、週明けに新たな立候補者が出てくる可能性は充分にあり、今日明日の土日で作戦会議が開かれていると思います。

今の予想では河野太郎さん、石破さん等が立候補の可能性として予想されています。
一応このお二方も交えて今後の見通しについてお話ししていきます。

2021年自民党総裁選出馬予想(2021年9月4日時点)
2021年自民党総裁選出馬予想(2021年9月4日時点)

(更新)河野太郎氏が直後に出馬表明しました。

今からのお話はいつも以上に独断と偏見が入っていますので、それを踏まえたうえで読んでいただければと思います。

総裁選

まず今回の自民党総裁選では菅総理が出馬しないため、今まで菅さんを押していた、二階派、麻生派、そして安倍さん所属する細田派が次に誰を推すのか、という派閥の動向が今回の注目となっています。

自民党派閥(2021年9月)
自民党派閥(2021年9月)

ちなみに安倍元総理の属する派閥は安倍派ではなく細田派といい、細田博之という島根県のベテラン国会議員が会長の派閥グループとなっています。
この細田さんは30年以上国会議員をされており、要所要所で重要なポストに付かれています。77歳で穏やかな国会議員という印象です。

その自民党の派閥が誰を推すのか、という点で考察していきます。

まず今のところ一番可能性が高いのが岸田さんと言われていますが、私はひっくり返る可能性もあるのかな、と見ています。
まぁ一番、無難なんだと思いますが、国民人気はそこまで高い印象はありません。
また政策内容に「自民党の若返り」を掲げており、党内の若手からは支持されそうですが、上の年配者からはイマイチ票が集まるのか不透明ですね。
まだ他の候補が出揃っていないので、現時点では有力視されていますが、他の候補者が出てきた場合、情勢は変化すると見ています。

次に高市早苗さん。
この人は能力も高く、非常に今の日本の現状を理解されていると思います。この方がトップになれば、日本経済も株価も大きく上昇すると見ています。国民人気は今のところ一番でしょう。
ただし、いかんせん党内での支援がイマイチで、大きな派閥に後押しされないと当選は難しそうです。
ただ今回の内閣総理大臣は記念すべき100代目になるんですね。そういったことも考慮して「初の女性総理大臣」として、どこか大きな派閥が高市さんを担いでくれれば、今後面白い展開になると見ています。

そして次に期待されているのが河野さんですね。
この方は麻生派に属しており、今までは麻生さんが菅さんを押していたので河野さんは出ていなかったのですが、今回菅さんが辞退したので麻生派から河野さんが出馬する可能性が出てきましたが、今回に関しては見送るのでは、とも言われています。
この河野さんはゆくゆくは総理大臣になると見られているのですが、まだ時期が早いのでは、という声も聞こえます。
また河野さんは若い方の支持は強いのですが、年配の方からの人気はイマイチなイメージですね。クセがある印象です。

そして残りの石破さんですが、この方は石破派として自分の派閥を持っていますが、この方は安倍さんと麻生さんと対立関係にあります。
今まで対立して争ってきましたので、今出馬しても支援を得ることは難しいと考えています。

今お話ししたように候補者は色々と推測されてはいるものの「この人だ!」と強く断言できる人はおらず、どの候補者もトップになる可能性がありますが「最終的には派閥がプッシュした人次第」というところです。

個人的には高市さんが最終的に推してもらえると嬉しいですけどね。
いずれにせよ、市場としては新総理誕生は肯定的に受け止められています。今後の展開に注目していきましょう。

まとめ

雇用統計の振り返りと年末に向けた相場の見通しまとめ
POINT
米国市場

米国雇用統計は予想を大きく下回る結果であったため、テーパリング後退の可能性が出ているもののマーケットの動きは非常に穏やかでした。次回9月21日のFOMCでアナウンスがあるとおもいますが、基本的に長期投資のスタンスに変更はありません。

POINT
日本市場

日本株につきましては、自民党総裁選が今後の日本政権の大きな要になりますので誰が党首になるのか注目です。ただし菅総理継続という最悪のシナリオは回避しましたので、結果として相場にはプラスとして捉えられると考えております。

日々のニュースは定期的に確認しながらも、あまり過敏になりすぎないようにも注意しましょう。

三好 裕亮

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

YouTubeでもご覧いただけます

個別相談も受付中!

IFA 三好 裕亮
  • 「60分×2回」の個別相談お申込み受付中
  • 「オンライン面談・ご来店・訪問」いずれかでのご相談
元証券マンが最適な資産運用プランをご提案!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

SNS SHARE

この記事を書いた人

三好 裕亮のアバター 三好 裕亮 証券パートナーズ 代表

元証券マンが資産運用に関して独自の見地で情報発信しています。

皆様に資産運用に関して、わかりやすくお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!(プロフィール詳細はこちら

目次
閉じる