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三好 裕亮
証券パートナーズ株式会社 代表取締役
元証券マンが資産運用に関して独自の見地で情報発信しています。
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【初心者必見】投資信託の正しい買い時、売り時とは?

三好 裕亮

証券パートナーズの三好です。
今回は「投資信託の買い時、売り時」についてお話しします。

この記事は、こんな方にオススメ
  • 投資信託を始めるタイミングを知りたい方
  • 投資信託を売却するタイミングを知りたい方
  • 投資に対する基本的な考え方を知りたい方

よくお問い合わせいただく内容で「投資信託はいつ買えばいいですか?」「いくら儲かったら売ればいいですか?」というご質問をいただきます。
今回はそういった疑問を解決するために、投資信託の正しい売買タイミングについて解説していきます。

目次

リスクプレミアムと投資信託の購入タイミング

ではまず、投資信託の売買タイミングについてお話しする前に、資産運用における重要な考え方についてお話ししていきます。
それは「リスクプレミアム」という考え方です。
聞いたことがないという方もいらっしゃるかと思いますので簡単に説明すると、

リスクプレミアムとは「リスクを取った場合の期待できる収益率」のことをいいます。

歴史的には長期で運用した場合、日本株で年間3~5%、外国株で年間5%~7%と言われています。

これだけ聞くと「何のこっちゃ」と思われるかと思いますので、色々と割愛してとてもシンプルに説明すると、リスクを取って運用した場合に年間平均5%前後の儲けが期待できる、という考え方です。
リスクを取った人には、それに見合ったリターンが期待できますよ、ということです。

この「リスクを取る」を具体的に言うと株式や投資信託で運用する、ということです。
そしてこのリスクプレミアムを大きくするには、なるべく大きくリスクを取ること、そしてできるだけ長くリスクをとること。
リスクプレミアムを大きくするには、この2つの方法しかありません。

資産運用では、大きく・かつ長くリスクをとればとるほどその分リターンが期待できるということです。

この統計的な考え方には、明日上がるかな?下がるかな?という相場観は一切考慮しません。
なぜなら将来の値動きには誰にも分からない、という前提だからです。

もし未来が分かるのであれば、それに沿って投資すればいいのですが未来が確実に分かる人なんていません。
ただ、分からない中でも確かなことは、リスクを取ればそれに見合ったリターンが統計的には期待できる、ということです。
将来上がると思う、下がると思うという予測は不確実なものであり、科学的に見れば根拠のない思い込みでしかないんですね。

そういったものを全て削ぎ落して、無機質に導き出された答えというのが【リスクを取れば、それに見合ったリターンは期待できる】ということなんですね。

なので相場観などを一切無視して、科学的に投資信託の購入タイミングを答えるとすれば、それは「なるべく早く、かつ、多く買う」というのが正解になります。

この考え方はみなさま100%同意してもらえるとは思いませんが、大まかにいうと相場観はスパイス程度に考慮して、それよりも「なるべく早くリスクを取る」ということに重きを置きましょう、ということです。
そうすればその分リターンを得られる可能性が高まる、ということです。

ましてや長期運用で考えているなら、来年の株価なんて分からないわけで、ただ統計的に平均して年間5%のリターンが期待できるということだけはわかっているので、できるだけ早めに買いなさいということですね。

少し堅苦しい答えになってしまいましたが、投資信託の購入タイミングは科学的には「なるべく早く、かつ多く買う」ということです。

投資信託の基本的な売却タイミング

売却タイミングについても先ほどと同様の考え方「リスクを取れば、それに見合ったリターンが期待できる」というふうに考えると、投資期間をなるべく長くして、売却タイミングをできる限り遅らせるというのが良しとされます。

なので、売却タイミングは何%儲かったから売る、損したから売る、というわけではなく、そのお金が必要になったときに売却するというのが正しい売却タイミングになります。

しかも一気に全部売ってしまうのではなく、必要な分だけを売却して置いておける分は残して引き続きリスクにさらしておく、というのが科学的な考え方です。

ですので、投資信託の正しい売却タイミングは「その資金が必要な時に必要な分だけ売る」ということになります。

例外的な売却タイミング

では投資信託の売買タイミングについての基本はお話ししたので、続いては私の考える投資信託を例外的に売却しても良いタイミングについてお話しします。

投資信託の売却タイミング例外編①
「運用成果が著しく悪い時」

今保有されている投資信託が、インデックスや他のアクティブファンドと比較して、著しく運用成果が上がっていない場合は、銘柄の入れ替えを検討してもよろしいかと思います。

アクティブファンドの場合は、より高い運用成果を期待してそのぶん高いコストを支払っています。
そのコストに見合わないような運用状況が続くようであれば、保有する意味がありませんので、様子を見たうえで売却されてよろしいかと思います。

投資信託の売却タイミング例外編②
「運用方針が変更された時」

これはあまり多くありませんが、投資信託のファンドマネージャーが入れ替わったり、運用方針そのものが変更される場合があります。
その場合、それ以降は今までの運用方針とは異なりますので、購入時に想定していた運用がなされない可能性があります。
その際は銘柄を入れ替えるタイミングになるかと思います。

投資信託の売却タイミング例外編③
「より魅力的な投資信託が見つかった時」

これは前半でお話しした売買タイミングの基本を踏まえた上でのお話ですが、より運用効率の良いファンドを見つけた場合、乗り換えることは決して悪いことではありません。

コロコロ変えるのは問題ですが、しばらく保有して運用成績が伴っていなかったり、ご自身で良いと思える投資信託を見つけて乗り換える場合は、前向きな投資として入れ替えても構いません。

ただし購入時手数料などが発生する場合もありますので、その点は考慮したうえでご検討ください。

まとめ

投資信託の正しい購入タイミングは「なるべく早く、かつ大きく」です。

マーケットではリスクをとれば、それに見合ったリターンが期待でき、将来上がる・下がるという相場観はほどほどに考慮しながら、商品を買うということよりも「リスクを取る」ということに重きを置きましょう。

そして正しい売却タイミングは「なるべく遅く、かつ必要な分だけ」ということになります。
投資信託の売買タイミングの基本は以上になりますが、時として例外的に売却してもいいタイミングがあります。

投資信託の例外的な売却タイミングまとめ
例外
運用成果が悪い時

他と比べて実績が劣っている場合は、ファンドの入れ替えを検討してみましょう。

例外
運用方針が変更された時

運用方針が変われば商品そのものが変わったと考えてもらって結構です。

例外
より魅力的な投資信託が見つかった場合

前向きな入れ替えであれば、コストに注意して行うようにしましょう。

今回は投資信託の売買タイミングについてお話ししましたが、普段とは違い、投資するのではなく「資産をリスクにさらす」という観点でお話しできたのは新鮮だったかと思います。

何事もリスクを取ってこそ、得られるリターンがあるかと考えています。
なるべく早く、かつ大きくリスクを取るということを意識するようにしましょう。

三好 裕亮

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

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