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三好 裕亮
証券パートナーズ株式会社 代表取締役
元証券マンが資産運用に関して独自の見地で情報発信しています。
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儲かる投資信託の選び方!人気商品にダマされるな!

三好 裕亮

証券パートナーズの三好です。
今回は「儲かる投資信託の選び方・人気商品にダマされるな」
ということでお話しします。

この記事は、こんな方にオススメ
  • 投資信託の選び方を知りたい方
  • 投資信託の基礎知識を知りたい方
  • ファンドのランキングを見たい方

今回は、投資信託を選ぶ際の見るべきポイントを3つに絞ってお話ししていきます。
加えて最後には購入してはいけない投資信託についてもお話しします。
ご自身で投資信託を選ぶ際の参考にもなると思いますし、金融機関で提案された時の良い悪いの判断基準にもなると思います。

目次

投資信託を選ぶ際の目標

まず、私が投資信託を選ぶ際に一つの目標としている運用成果の基準があります。
それは5年で2倍になる投資信託です。

冒頭でこんなことを言ってしまうと、かなり胡散臭く思われるかもしれませんが、しっかりと基準を持って投資信託を選ぶことができれば十分達成可能な数字だと思っています。

誤解無いように言うと、もちろん絶対できますと保証できるわけでもありませんし、2020年のコロナショックのような事態になると5年と言わず、もう少し時間がかかってしまったりするのですが、「5年で2倍」と言うと毎年平均15%程度で伸びていけば達成することができます。

事実としてそれくらい伸びている投資信託もありますし、加えてもっと緩やかな目標設定して「10年で2倍」というのは十分達成可能だと思っています。

投資対象を見る

投資信託の見るべきポイント一つ目は、投資対象です。
まず直近の5年間で最も運用成果の良かった投資信託のランキングを発表します。

スクロールできます
順位ファンド名投資対象リターン純資産
1位DIAM 新興市場日本株ファンド国内小型18.21%124億円
2位東京海上ジャパンオーナーズ株式オープン国内小型 17.93%423億円
3位SBI 中小型成長株 FJ ネクスト国内小型 16.98%720億円
4位新成長株ファンド国内小型 15.89%534億円
5位マネックス日本成長株ファンド国内小型 14.39%51億円
6位netWIN GSテクノロジー株式ファンド A(H有)米国株式14.05%1,372億円
7位MHAM 新興成長株オープン国内小型 13.96%672億円
8位日興 グローイング・ベンチャーファンド国内小型 13.57%160億円
9位netWIN GSテクノロジー株式ファンド B(H無) 米国株式13.39%4,306億円
10位(NEXT FUNDS)NASDAQ-100(R)連動型上場投信米国株式13.05%145億円
直近5年間で最も運用成果の良かった投資信託ランキング

まず注目していただきたいのが投資対象です。
以前からお話ししている通り、日本の中小型株と米国株に投資しているファンドが上位になっています。
1位の DIAM 新興市場日本株ファンドは5年間年平均18%で伸びているので5年前に購入していれば2.4倍になっています。

私の記事や動画を以前からご覧いただいている方は、私の考えの一つとして会社の成長とともに株価の値上がりをとっていくという投資理念を持っていることが何となく伝わっていると思うのですが、その成長している企業というのが主に国内の中小型株・海外では米国株という風にお伝えしてきました。

投資信託のランキングを見ても分かる通り、それが結果として運用成果にも現れています。
なので、基本的に長期的な値上がりを取りに行く場合は日本の中小型株と米国株を投資対象にしている投資信託を選択します。

結論を言えば成長性が高いということですね。
逆を言えば、儲ける、資産を大きく増やす、という点ではバランスファンドや債券型のファンド、国内の大型株を中心とした投資信託はあまりお勧めしません。理由としては成長性という点で劣ってしまうからです。

あと日経平均や TOPIX などに投資するインデックスファンドもお勧めしていません。
インデックスファンドは平均を取るという意味では悪くないのですが、日経平均や TOPIX の中には印刷業や銀行なんかもそうですけど、その他にも斜陽産業と言われている銘柄が含まれています。

こういった業界が今後日の目を浴びることもあるかもしれませんが、インデックスファンドを購入して分散投資するということはそういった銘柄にも投資することになってしまいます。

例えるならスーパーでりんごを買うとして、個別に販売されている綺麗なりんごを購入するのと、ダンボール箱の中に綺麗なりんごも痛んでるりんごも一緒に入ってるけど、それらをまとめて箱買いするというイメージですね。

好みにもよるのですが、私はそういう分散投資しているファンドはあまり好きではありませんので個人的にはお勧めしていません。

純資産額を見る

投資信託の見るべきポイント二つ目は、純資産額です。
純資産額とはその投資信託にどれくらいのお金が集まっているか、ということになります。
国内で販売されている投資信託の中で純資産額が大きいファンドのランキングを載せておきます。

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順位ファンド名投資対象リターン純資産
1位ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)国際株式0.26%9,252億円
2位東京海上・円資産バランスファンド(毎月)安定成長 0.51%6,734億円
3位ひふみプラス国内中型8.16%5,262億円
4位フィデリティ・USハイ・イールドF国際債券 -0.25%5,117億円
5位フィデリティ・USリートB(H無)国際REIT 0.74%5,031億円
6位ダイワ・US-REIT(毎月決算)B為替H無国際REIT0.18%4,622億円
7位アライアンスバーンスタイン・米国成長株投信D米国株式11.15%4,499億円
8位netWIN GSテクノロジー株式ファンド B(H無) 米国株式 13.39%4,306億円
9位新光 US-REITオープン『愛称:ゼウス』国際REIT0.06%4,242億円
10位グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)国際債券-0.82%3,908億円
国内純資産額ランキング

これらは私も証券会社時代によく見てきた商品です。
こちらの運用リターンを見ていただくと純資産が大きいからといって運用成果がいいわけではないことが分かると思います。
ほとんどのものが増えていませんし、中には5年間投資したのにマイナスになっている商品もあります。

純資産額が数千億円集まっていますが、これは個人の方がインターネットで自発的に購入した場合もありますが、これだけの金額が集まっているということは金融機関がお勧めして販売した商品ということになります。

「人気があるから」「知名度があるから」と言って運用成果がいいわけではありません。
一時期は凄いブームになったひふみ投信も、投資信託の全体の中で見ればそこまで大きく儲かっているわけではありません。

先述の運用成果の良い投資信託ベスト10をみると、ほとんどが純資産額が1000億以下の投資信託になっています。
もちろん小さいファンドなら良いというわけではありませんが、投資信託には妥当な純資産額というのがあります。
これには先ほどお話しした投資対象が大きく変わってきます。

投資信託は集めたお金を必ず投資に回さなければいけない

一つ知っておいてほしいことが、投資信託は皆様から集めたお金を現金で置いておくことができません。
決まりで必ず投資に回さないといけないことになっています。ですのでお金が集まれば集まるほど、何かの投資に回さないといけないんです。
そしてお金が集まりすぎちゃうと中小型株に投資できないんですね。

中小型株というのは会社自体が小さいので、何十億という金額を運用会社が投資してしまうとそれだけで株価が大きく動いてしまいます。
ですのでどんどんお金を集める投資信託というのは、必然的に大型株に投資対象を映していかなければ振り分けられないんですね。

そして最終的に運用パフォーマンスがどんどん悪くなっていくという流れになっています。
ですので、より成長性の高い中小型株に投資し続けるファンドというのは資金を集めすぎても駄目なんですね。
なので、純資産額の基準としては100億から1000億程度のものが妥当だと思います。

ただし米国株の場合は少し例外で、米国株は大企業であっても成長性が高いので、まとまったお金で投資しても運用パフォーマンスが落ちづらいです。そのため、先ほどの純資産ランキングに入っていた7位の「アライアンスバーンスタイン」や、8位の「netWIN」などの米国株に投資する投資信託は純資産額が大きくても一定の運用成果は保っていると言えます。

こうしたことを踏まえて純資産額というのは100億から1000億程度の投資信託にすることをお勧めします。

組み入れ銘柄数を見る

ここに関してはあまり気にしてない方も多いですが、組入銘柄数というのは「投資信託が集めたお金をどの商品に投資しているのかという投資対象の数」のことです。

組入銘柄数は投資信託の資料を見れば書いてあります。参考に5年間の運用成果が上位の投資信託を3つ見てみましょう。

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ファンド名リターン組入銘柄数
DIAM 新興市場日本株ファンド18.21%108
東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン17.93%48
SBI 中小型成長株F ジェイネクスト16.98%45
投資信託・直近5年間の運用成果上位の組入銘柄数
  1. 1位 DIAM 新興市場日本株ファンド 108銘柄
  2. 2位 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン 48銘柄
  3. 3位 SBI 中小型成長株 F Jネクスト 45銘柄

になっています。
つまり皆様から集めたお金をその銘柄数に振り分けて投資しているということになります。

一方の純資産ランキング、3位のひふみ投信を見てみましょう。

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ファンド名リターン組入銘柄数
ひふみプラス8.16%241
純資産ランキング3位の「ひふみ投信」の組入銘柄数

こちらは組み入れ銘柄数が241銘柄です。
つまり運用成果上位の投資信託の方が投資対象を絞って投資しているんです。

ひふみ投信のように200銘柄以上に投資してしまうと、分散してしまって一つの銘柄が大きく値上がりしてもほとんど影響を及ぼさないんですね。言い換えると、銘柄を分散させればさせるほど日経平均のようなインデックスに近づいていくということになります。ですので、運用成果もどんどん平均に落ち着いていってしまいます。
目安としては組み入れ銘柄数が100銘柄以下に設定してあるものがいいと思います。

実際に、100銘柄以上に投資していると一つ一つ細かく管理できないと思うんですよね。
管理の仕組みはどういうふうにするのかはわかりませんが、基本的には運用成果を大きく狙うのであれば、分散ではなく集中投資している投資信託の方がいいと思います。

参考として、運用成果のランキングには入っていないんですが、投資の考え方や投資方法で、私がすごい好きだなと思っている投資信託があります。

それは「スパークスの厳選投資ファンド」というものです。
こちらは過去に優秀なファンドとして表彰されているものなのですが、この投資信託は投資銘柄をかなり絞って投資している投資信託なんですね。

今現在は18銘柄に投資して運用しています。
「良いと思った株に積極的に投資する」
それでこそ運用マネージャーのあるべき姿だと思っています。すごい特徴的なファンドで、スパークスの阿部社長の本も結構読んでいるんですが、個人的に参考にしている会社です。

選んではいけない投資信託

最後に選んではいけない投資信託についても触れておきます。

新発売の投資信託

一つ目は新発売の投資信託です。
投資信託というのは、預かったお金を運用する運用会社の上手い下手が運用成果に大きく影響を及ぼします。
過去の運用成果が見れない新発売の投資信託は、運用会社の上手い下手が分かりませんのでお勧めしません。
新発売という言葉にはくれぐれもご注意ください。

組入銘柄数の多い投資信託

買ってはいけない投資信託二つ目は、組入銘柄数が多い投資信託です。
先ほどもお話ししましたが、組入銘柄数が200を超えてくると分散されすぎて日経平均や TOPIX に近づいてきます。

そういった平均に投資したいのであればインデックスファンドを購入すればいいわけで、ひふみプラスもそうですが、アクティブファンドはインデックスファンドに比べて手数料が割高になっています。
高い手数料払ってまでインデックスのような動きをするアクティブファンドを購入する必要はないと思っています。

ちなみにこういった投資信託のことを「なんちゃってアクティブファンド」と呼んでいます。
こちらに関してもご注意ください。

まとめ

皆様も「新発売」や「人気商品」という言葉にはくれぐれも注意して、投資信託を選んでください。

儲かる投資信託の見るべきポイント
POINT
投資対象を見る

投資対象は、主に中小型株もしくは米国株に投資しているものを選ぶ。

POINT
純資産額を見る

純資産額100億から1000億前後ものを目安にする 。

POINT
組入銘柄数を見る

目安としては100銘柄以下のファンドを選ぶ。

三好 裕亮

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

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