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三好 裕亮
証券パートナーズ株式会社 代表取締役
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積立投資は負けない投資!メリット・デメリットを踏まえて最適解を提案

三好 裕亮

証券パートナーズの三好です。
今回は「積立投資は負けない投資」というテーマでお話しします。

この記事は、こんな方にオススメ
  • 積立投資に興味がある方
  • 積立投資しかおこなっていない方
  • 一括投資しかおこなっていない方

今回は、改めて積み立て投資の本質について解説していくのですが、私の思う効率的な運用方法というのは、人それぞれで資産状況も異なるので一概には言えませんが「一括投資と積立投資を両方組み合わせる運用方法」だと考えています。

今回はその中でも積立投資に焦点を当てて、積立投資のメリット・デメリットを改めてお伝えしていきたいと思います。

目次

積立投資の本質

ではまず基本的なお話になりますが「積立投資とはなんぞや?」という事ですが、これは定期的に一定金額を投資していくことですね。
具体的には毎月3万円とか、5万円とかをコツコツ投資していくイメージです。

「ドルコスト平均法」とも言われますが同じ意味です。

長期的に資産形成を考える上で、非常に有効な投資方法だと考えておりますので、まだ取り組んでいないという方はぜひ小額からでも取り組むようにしてください。

では積立投資のメリットについてお話ししていきます。

積立投資のメリット①
「精神的負担が少ない」

資産運用を始めて、投資した商品が値下がりするというのは当然のことながら起こります。
ただ積立投資の場合、定期的に一定金額を購入するので、投資信託や株価が下がっても、どんどんと買い下がっていくので最終的には平均買い付け単価が安くなっていきます
そのため、相場が下がっても逆にいえば「安く買えている」というふうに捉えることも可能です。

例えば2020年のようにコロナショックで下がった場合でも、一時的には下がってしまうけど、そのぶん安く購入できているからラッキーだ、というふうに捉えることもできるわけですね。
この下落相場でも精神的な負担が軽減されるというのは非常に大きいと考えています。

値動きの例

例えばですが、投資信託が図のような値動きをした場合、1万円から始まって最終的には1万円で終わっていますので、一括投資の場合は最初から最後まで持っていても、結果としてはプラスマイナスゼロということになります。

最初と最後が価格が1万円ですので、運用成果は変わりないプラマイゼロですね。

ですが、同じ状況で積立投資を行っていた場合、商品価格が下落している間もずっと買い下がって積み立てていくので、段々と平均単価が下がっていきます
そしてずっと下がり続ける相場というのもありませんから、この商品が上昇に転じるとそれまで安く購入していた分があとあとプラスに転じるということになります。

平均単価が下がっているため運用資産はプラスで推移する
平均単価が下がっているため運用資産はプラスで推移する

なので大きく下がった場合も、積立投資を続けていけば上昇に転じた際に、恩恵を大きく受けやすいという効果があります。
この投資信託を積立投資で投資していた場合は、最終的な価格は1万円からスタートして1万円で終わったとしても、平均単価が下がっているため運用資産はプラスで推移します。

これらの恩恵を受けることができ、なおかつ自動で行ってくれる積立投資は精神的な負担の小さい優秀な投資方法だと考えています。

積立投資のメリット②
「小額から始められる」

これはどちらかというと投資信託のメリットになりますが、投資信託を積立投資していく場合、金額は自由に設定することが可能です。
あまり意味がないのでもう少し増やすことをお勧めしますが、毎月1,000円からでも可能となっています。

株式の場合は、銘柄によって最低購入金額がありますので、ハードル低く取り組めるのも積立投資のメリットだと考えています。

ちなみに毎月の積立金額の目安ですが、若い方の場合はできるだけ多く投資していただくのが良いと思いますし、40代以上の方で一括投資も行っているという場合は、一括投資している金額に対して毎月0.5%~1%程度を積立投資出来れば理想だと考えています。

例えば既に1,000万円を一括投資で回しているなら、そこにプラスアルファ毎月5万円~10万円を積立投資で追加出来れば、非常に積立投資の効果を発揮しやすいかと考えています。

あくまで、今お話しした0.5%~1%程度というのは目安に過ぎませんので、やらないよりかはやったほうがいいかと思いますので、ぜひ取り組むようにしてください。

大まかには積立投資のメリットは上記2つになります。
続いて積立投資のデメリットについてお話しします。

積立投資のデメリット➀
「時間がかかる」

これが積立投資、最大のデメリットだと考えています。
時間を分散させているので当然といえば当然なのですが、コツコツが醍醐味の積立投資には時間がかかります。

例えば1,200万円の余裕資金があったとして、そこから毎月10万円を積立投資に回しても10年もかかってしまいますし、毎月100万円を回しても、1,200万円だと1年間がかかってします。

時間を分けることでリスクを分散しているのですが、その分運用効率が落ちてしまいます。

ですので、このデメリットを解決するために、一括投資と積立投資を組み合わせる必要があるわけです。
一括投資にある程度回して、その後は積立投資でフォローしていくようなイメージですね。

このバランスは人それぞれ状況によって異なりますので、状況に合わせて設定するようにしましょう。

積立投資のデメリット②
「上昇相場では一括投資に負ける」

積立投資の特徴として、下落相場には強いのですが、一方で上昇相場では弱みがあります。

値動きの例:上昇相場

例えば投資している投資信託が右肩上がりで上昇した場合、一括投資でははじめから大きく投資していますのでその後の値上がりの恩恵を受けられます。

ですが、積立投資の場合は上昇中も積み立てていますので、一括投資に比べて平均単価が上がってしまいます。

その分、上昇相場では一括投資よりも運用成果が劣ってしまうということになります。

メリットの際にお話ししたように、積立投資は下げ相場の時に強みを発揮しますが、一方で上昇相場では一括投資に負けてしまいます。

それを補うためにも一括投資と組み合わせて、ハイブリッドで資産運用に取り組まれることをお勧めします。

まとめ

積立投資のメリットまとめ
利点
精神的負担が小さい

積立投資は下落相場でも気にせず続けてください。
下がっている間も積み立てることで平均単価を下げることができて、将来相場が上昇に転じたときに大きく運用成果に寄与します。

利点
少額から始めることができる

投資信託での積立投資は金額設定を自由に行うことができます。
まだ積立投資をやっていないという方は、いくらでもいいのでまずは取り組むようにしてください。
そして既に一括投資をしているという方に関しては、できれば一括投資している金額に対して、毎月0.5%〜1%程度、積み立てることができると理想だと考えています。

積立投資のデメリットまとめ
弱点
時間がかかる

時間分散をするので当然ですが、まとめて投資するにはそれ相応の時間がかかります。
ですので、積立投資を行う方はなるべく早く行うようにしましょう。

弱点
上昇相場に弱い

一方的に上昇していく相場の中では積立投資は平均単価を上げてしまうので、運用成果は不利に働きます。
損するわけではありませんが、一括投資に負けてしまうという点は注意しましょう。

ただし、この2つのデメリットも、一括投資と組み合わせることでカバーすることができます。
ぜひ少額からでも取り組むようにしましょう。

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それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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