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三好 裕亮
証券パートナーズ株式会社 代表取締役
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【資産運用】下落相場でやってはいけない事と相場変動3つの対応策

三好 裕亮

証券パートナーズの三好です。
今回は「下落相場でやってはいけないこと」というテーマでお話しします。

この記事は、こんな方にオススメ
  • 下落相場での対応策を知りたい方
  • 長期投資か短期投資かお悩みの方
  • 相場が下落している時の精神的ストレスを軽減したい方

早速、結論からお話ししますが、相場下落時にやってはいけないことは「相場に振り回されること」です。
これは私たち金融マンも含めてですが、一言では語りつくせない永遠のテーマだと考えています。

相場が下がった時に精神的に苦しくなるような思いを今まで何度もしてきましたが、それでも相場に振り回されるというのは投資家として気を付けなければいけないことです。

予想以上に損失が大きくなったり、急激な変化が起こった際に冷静な判断ができなくなり、大きな損失を出してしまうこともあります。

なぜ相場が下落しているのか?という理由を確認する必要はありますが、過度に心配して間違った判断をしないようにしなければいけません。

投資をしていると「上がる時、下がる時」どちらも必ずあります。
相場に振り回されて資産運用に失敗しないように気をつけましょう。

ただ、「相場に振り回されない」と一言で言っても、誰しもそんなにメンタルが強いわけではありませんので、そういった相場変動に対する対応策を3点お話ししていきたいと思います。

目次

下落相場への対応策①
「儲かっている人の特徴を知る」

運用会社で調査された「証券会社で儲かっている人の特徴」というお話しはご存知でしょうか?

儲かっている人の特徴ベスト2で、2位が「資産運用していることを忘れている人」。
そして1位が「既に亡くなっている人」ということでした。

投資パフォーマンスの良かった人
投資パフォーマンスの良かった人

言ってしまえば買ってからずっと放ったらかしにしている人ということです。

これは実際に私も以前、野村證券で勤めていた時に経験しているので正しい調査結果だと思います。

こういったお客様は正直なところ、金融機関側からすればあまり手数料をいただくことができないので、いいお客様なのかどうかというお話はまた別ですが、実際のところはこういったお客様たちが儲かっている傾向にあるんですね。

もちろんデイトレードなど日々の値動きをチェックして、短期的な取引によって大きな利益を出している投資家の方も中にはいらっしゃるかと思いますが、こういった方は本当にごく少数で、なおかつ誰でも真似できるというような運用方法ではないと考えています。

ご自身で「失ってもいいというような余裕のある資金」でデイトレードを行うにはよろしいかと思いますが、50代・60代の方がまとまった金額でそういったリスクのある運用を行うというのはお勧めしません。

実際に証券会社で何年も勤務していた方が、退社した後にデイトレーダーになるという話はほぼ聞きません。

それはずっと相場を見てきた私たちであっても、短い期間での株式投資で勝ち続けるというのは難しいと考えているからです。

良い商品を買って、長く置く。
これが統計的には勝ちやすいパターンだと歴史的には証明されていますので、あえてそれに乗っからないというのは相当の自信がないと難しいかと思います。

既に亡くなっている人と、運用していることを忘れている人。
これはつまり長期間投資をしている人が儲かっている人です。

短期的な相場変動に振り回されそうになった時は、儲かっている人の特徴を思い出しましょう。

下落相場への対応策②
「相場の歴史を知る」

先に結論になりますが、この10年間の株式相場の歴史を振り返ると、一番やってはいけないことというのは「大きく下落した際に売ってしまう」ということでした。

株価の下落チャート

多少の下落には我慢できたとしても、想定以上の大きな下落で「含み損に耐えられずに損切りしてしまった時が相場の一番底値」ということが多くあります。2020年のコロナショックの時なんかが典型的な例ですよね。

もちろん下落した理由によっては売却しなければいけないこともありますが、多くの場合は売らずに持っておけば時間とともに戻ってくるという事の方がこの10年間は多くあったかと思います。

参考にこちらは2008年のリーマンショック直前からのNYダウのチャートになります。

2008年からのNYダウチャート
2008年からのNYダウチャート

2008年1月のNYダウを100とした場合、今現在の株価は約442という数字になります。

この10年間で3倍以上になりました。

ただしこの10年間の中で最も大きく上昇した3日間に投資をしていなかった場合、運用成果は334という数値になります。

たった3日間持っていなかっただけで、4割以上の差が開いています。

何が言いたいかと言うと、投資し続けるということが非常に重要だということです。

どの日が大きく上昇する日なのか、誰にも当てることはできませんが、たった3日間投資していなかっただけで、こんなにも差が開いてしまうことには驚きですよね。

売ったり買ったりする短期取引を否定するつもりは全くないのですが、売買を行えば行うほど、この上昇する日を取り逃がす可能性も大きくなってしまうということです。

あくまでこのチャートは上昇した日ベスト3日間を反映させていますが、もう少し幅を広げて10年間で上昇した日の上位10日間を取り逃がしてしまった場合は、さらに運用成績は下がってしまいます。

もちろん一方で売買した方が下落率が大きい日を避けられるという可能性もあります。
実際にそれをうまく行ってらっしゃる方もいるかとは思いますが、個人的な経験則としてはそういった取引ができる方は多くないと感じています。

コロナショックの時も2020年3月に大きく下がり、それ以降反発しても二番底が来る!と言うような人も多くいらっしゃいましたし、思ったように底値で投資できる人は多くありません。

ですので相場の歴史を知り、なるべく投資し続ける。マーケットに資金を置き続ける。ということを心がけるようにしましょう。

下落相場への対応策③
「運用仲間を見つける」

先ほどもNYダウは10年間で3倍以上になりましたとお話ししましたが、この10年間の間には一言では語りつくせないほどのいろんなことが起きています。投資している時にはとても不安になるような出来事が定期的に起こります。

そんな時に運用に関しての話し相手がいるというのは、資産運用を続けるにあたって非常に大きいことだと私は考えています。

別に私のようなアドバイザーだけでなく、知人や親族で具体的に話せる人がいるのであればそれでもいいと思いますし、何か起きた時に一人で抱え込むというのは非常にストレスが溜まることだと思っています。

長期で運用しておけば戻ってくるから大丈夫と思っていたとしても、投資したお金が3割・4割と下がって平気でいられる人というのはそう多くはいません。

私自身も同業者や他のアナリストと相談しながら今後について話すこともありますから、特に初心者の方が悶々と一人で抱え込むのはかなりストレスがあるかと思います。

そういった意味では運用仲間を作る・見つけるというのは、長く資産運用を続けるという意味では非常に有効な方法だと考えています。

精神論的な話にはなりましたが、投資をするにあたってはこれも重要なことです。
こういった点も意識して考えるようにしてみてください。

まとめ

今回は「下落相場でやってはいけないこと」について解説しました。
それは「相場に振り回される」ことです。

相場の上下に振り回されて冷静な判断ができないことによって、運用パフォーマンスを落としてしまうことになりかねません。その対応策は3つあります。

相場に振り回されないための対策まとめ
対策
儲かっている人の特徴を知ること

すでに亡くなっている人、もしくは運用していることを忘れている人。
つまり長期におきっぱなしにしている人の方が儲かっている傾向にありました。
日々の取引も重要ですが、儲かっている人の特徴を知り、運用成果に繋げましょう。

対策
相場の歴史を知ること

この10年間の相場を振り返ると大きく上昇した日を取り逃すことで運用成果は大きく下がってしまいます。
しかもこの上昇する日というのはいつ訪れるかは誰にも分かりません。
ですので、なるべく長く運用を続けるということを意識して、資産運用に取り組むようにしましょう。

対策
運用仲間を見つける

誰しも不安になった時に、相談相手がいた方が精神的には楽になります。
長い目で運用を続ける場合は自分と一緒に走ってくれる人がいた方が心強いかと思います。
それが私であれば嬉しいですが、それ以外にも友人・知人・親族含めて話せる人見つけておくとよろしいかと思います。

この3つを押さえておくことで、あなたの運用成果はより良くなるかと思います。
相場に振り回されることのないよう、しっかりと運用していきましょう。

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